全がん協加盟施設の生存率協同調査
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大分県立病院(2007〜2009年症例)


全体について
当院の生存率はおおむね平均的だと思われます。一部のがんで進行例が多い傾向があるようです。地方の拠点病院の特徴かもしれません。

胃がん(C16)5年相対生存率
全症例の相対生存率が平均を下回っているのは、II期の生存率が低いことに起因すると考えられる。
明らかな原因は不明であるが、臨床病期がII期で、病理病期がV・W期症例が6割〜7割であり、さらに組織型が、印環細胞がんが約4割、低分化腺がんが約2割と悪性度が高い症例が極端に多く含まれていたことが一つの原因と考えられる。また、検索し得た範囲では、原病死が約4割であり、症例数が少ないが故に、偏った成績が示されたものと考えられた。
胃がん(C16)5年相対生存率

大腸がん(C18-20)5年相対生存率
平均的な治療成績と思われる。
大腸がん(C18-20)5年相対生存率

肺がん(C33-34)5年相対生存率
(呼吸器内科)平均的な治療成績と思われる。
(呼吸器外科)同じ病期でも手術症例の方がより高い生存率を示す傾向があるよ うです。
肺がん(C33-34)5年相対生存率

乳がん(C50)5年相対生存率
ステージI・IIについては平均的であった。
ステージIII死亡例の約半数は診断時に80歳以上であり、全身状態が悪く、十分な治療ができなかった症例である。
乳がん(C50)5年相対生存率

子宮頸がん(C53)5年相対生存率
地方県のがん拠点病院であり、症例の偏りはないと考えられます。全体の治療成績が低いのは進行症例の割合が比較的多いためと分析できます。当時より現在の子宮頸がん治療ガイドラインに則した診療を行っており、概ね期待される治療成績と考える。
子宮頸がん(C53)5年相対生存率

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