全がん協加盟施設の生存率協同調査
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全がん協加盟施設の診療成績


1)集計対象
院内がん登録は、各施設の診療実態を把握し、診療に役立てるために行われています。今回は、2007年〜2009年に各施設で診断治療を受けたがん患者さんで症例区分2、3の症例を集計対象としています。上皮内がん、ステージ0の患者さんは除外しています。また年齢は15歳以上95歳未満の患者さんを集計対象としています。手術だけでなく、化学療法、放射線療法を受けられた患者さん、積極的な治療を受けなかった患者さんも含まれていますので、これまでホームページ上で公表されている生存率とは異なり低くなることをご承知おきください。
解析対象症例は2007年〜2009年合わせて132,869例でした。

2)解析部位
解析対象はICD-10コードのC00-C96です。(2007年1月からICD-O3の部位で登録しています)

3)臨床病期別集計
診断時の病気の進み具合は患者さんの治療法、予後に大きな影響を与えます。地域での検診体制や合併症の有無も予後に大きな影響を与えます。本研究班では初回治療は手術療法だけではないことを考慮し、治療法の選択の際に大きな影響を与える臨床病期別生存率を表示しました。臨床病期判明率は全部位で95.9%でした。

4)生存率の起算日(観察をはじめる日)
起算日は診断日を基準としています。

5)消息判明率(追跡率)
起算日から5年経過したした時点での生死状況を調査しました。2009年症例は2014年12月31日が観察終了時点となるので、2015年に入ってから追跡調査をします。追跡調査は来院情報や手紙などによる問い合わせ、役場への住民票照会などにより行っています。消息判明率は全部位で97.2%でした。

6)生存率算定
生存率の算定はカプランマイヤー法を用い、実測生存率および相対生存率を示しました。相対生存率の算定は、エデラーII法を用いています。KAPWEBではエデラーI法、エデラーII法を選択できるボタンをつけました。

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