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施設別生存率 / 新潟県立がんセンター新潟病院


当施設に限った事情ではありませんが、本調査における各施設の相対生存率を、そのまま当該施設の治療成績と捉え比較検討することは、あまり意味が無いばかりか、危険なことと考えます。施設ごとに患者さんの構成には大きな差があることから、病期別の症例数に注意する必要が有ります。全体の相対生存率だけではなく、病期別の生存率もよく見ていただきたいと思います。ただ、本調査で用いている病期分類は、術後病理学的病期ではなく、診断時点での臨床病期ですから、正確な病期分類ではありません。したがって病期別生存率はその施設の治療成績そのものというより、診断能力をも反映する結果と考えていただきたいと思います。当施設の治療成績に関しては、本調査結果とともに、診療科毎にいろいろな観点からの治療成績を出していますので、各診療科に直接お尋ねいただきたいと思います。

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